2011年8月21日日曜日

縦書きpdf文書の表示方法

中沢新一や縄文関係の書籍を裁断・スキャン・pdf化して、パソコンで読む風習がすっかり定着してしまいました。全文検索やテキスト引用がパソコンできるので、もう紙本読書には引き返せません。
しかし、ほとんどの書籍が縦書きであり、アドビアクロバットで見開きで表示するときに、左から表示され、違和感をもっていました。ページ表示も左から表示されます。

見開き表示ではpdf文書は左から表示される
アドビアクロバットのデフォルト設定

この表示を右からに変更できないか、WEBで何回も調べたのですが、期待する情報を見つけられないで、半ばあきらめていました。
ところが、最近WEB情報で右からの表示に変更できることがわかりましたので、参考までに報告します。

pdf文書を表示させた状態でその画面を右クリックして「文書のプロパティ」を表示します。
次に「詳細設定」タブを表示します。その画面したにある「読み上げオプション」の「綴じ方」が「左」になっているので、これを「右」にします。「OK」をクリックします。
これで本文の見開き表示が右からに変更します。また、ページ表示も右からに変更します。

見開き表示でpdf文書を右からの表示にした状態

ささやかなテクニックですが、これを使えるようになって、読書のしやすさが増大しました。

なお、残念ながらアドビリーダーではこの機能は使えないようです。

読書環境改善のために、次に獲得したいテクニックは、液晶画面で文書を読んでいて、目が疲れない設定・工夫を見つけることです。
通常のpdf文書は背景色や文字色を自由に変えられるので、読書するときに目が疲れません。ところが、自炊で作ったpdf文書は元が画像ですから、アドビアクロバットでは背景色や文字色を自由に変えられないようです。
フォトショップなどを使えば、1ページずつ変えられるのですが、時間がかかって実用的ではありません。
とりあえず現在は液晶画面輝度を下げたり、椅子の高さを調整したりしていますが、根本的に解決するテクニックを探しています。白地に黒文字が印刷されているように見えるpdf化された画像を柔らかい色調の画像に効率的に変換する方法をさがしています。WEBの中を探せば、必ずヒントがみつかると思います。

2 件のコメント:

添え状の縦書き さんのコメント...

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

araki minoru さんのコメント...

添え状の縦書きさんコメントありがとうございます。
半年ぶりに近々更新再開するつもりです。